キノコの不思議なワンダーランド

中国の漢方について調べ物をしている中で、奇妙な「キノコ」に辿り着きました。「冬虫夏草」と呼ばれる、風変わりな「キノコ」は、約2400年ほど前には、中国の文献にその名が刻まれていたそうです。別名「中草」とも呼ばれていますが、「キノコ」ですので、草花ではなく「菌類」です。20世紀初頭まで、「キノコ」は、花の咲かない草木だと考えられていたので、長年、人類は、「キノコ」の事を植物だと考えていました。

当然、山や森の中で出くわすと、逃げるでもなく襲ってくる訳でもなく、その場にたたずんでいるですから、植物と考えられたのは仕方のない事だと思われます。冬虫夏草に限らず、「キノコ」は、「光合成」を行う事をしないので、植物の仲間ではないという分類となっているだけですので、「キノコ」がスーパーの野菜売り場に並んでいても間違いではないのです。冬虫夏草と呼ばれる、不思議な「キノコ」を追っていたら、「キノコ」の不思議なワンダーランドに迷い込んでしまいました。

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