認知症と血糖値スパイク

最近の研究結果から分かりはじめた「血糖値スパイク」と「アルツハイマー型認知症」の関係性のなかで、食後の短時間に起こる血糖値の上昇が、アルツハイマー型の認知症を引き起こす要因となり得る原因物質を脳に蓄積するのではないかとされているようなのです。また血糖値スパイクによって分泌されたインスリンの高まりからは、がん細胞の増殖が促されるといった危険性も報告されているようなのです。皆さんが通常受けている健康診断では、空腹の状で検査を行うことから、当日の検査結果において血糖値の上昇がみられなかった方でも血糖値スパイクであることは否めないようです。食後短時間に限定的にあらわれる血糖値スパイクを現在の一般的な健康診断からみつけることはむずかしいとされているようなのです。血糖値スパイクは糖尿病とも関係してきます。東京や神戸には糖尿病に特化した病院もあり、検査を行う事も可能なようです。血糖値スパイクを見つけるのがむずかしいからこそ、自身の健康のために一般的な健康診断だけでなく糖尿病の検査を行う事も視野に入れておいた方が良いのかもしれません。