防災へのこころがけ「家族を守る」ためには

家族を守る

日本は地震大国などとも呼ばれ、これまでの歴史を振り返る中でも数多くの大震災の痕跡を見つけることができます。被災体験談などを垣間見ておりますと、地域の人々の結束や助け合いの精神などが長期化する避難生活などの大きな支えとなっていることが伝わってきます。また、日常生活の中での一人ひとりの防災に対する心構えも、万が一の震災時に大きなサポートとなっているようです。住宅環境の中でも、高齢者が万が一の時に避難しやすいようなご自宅の環境づくりとして、超高齢化社会を迎える日本においては、大変重要なポイントとなってくるでしょう。避難経路の障害物とならないような家具の設置や配置、さらには壁の装飾となる額縁、照明器具などへの設置配慮など、皆さんが大震災に遭遇した際にどのような判断と行動を行うべきかのシミレーションが窮地の大きな助けとなるはずです。実際に、お住まいの地域で大震災に遭遇した際の家族での避難に関するルールなどはございますか。特に沿岸部にお住まいの方にとって津波が発生したときに、自分自身の命を己が守るといったような教訓が何よりも重要であるとされているようです。日常生活の中で、ご家族が学校や職場などにいる際に、震災に遭遇することなども考えられます。離れ離れになった家族との連絡方法や、避難経路などをご家族同士で情報の共有や確認しあうことも防災の心がけとして大変重要なポイントであると考えられております。